「仕事が遅い」の改善法
おっとりした性格は長所です。
しかし、仕事の場面ではそうとばかり言ってられません。
上司から「仕事が遅い!」といわれたり、「行動が遅い」と同僚に嫌味をいわれたり。
そんな悩みを抱える方も少なくないと思います。
これを改善するには「行動スピードをあげる」必要があります。
ただし、おっとりした人にとって、行動スピードを上げるのは抵抗がありますし、
ストレスにもなり苦痛を伴います。
では、どうすすればいいのでしょうか?
答えはシンプルで、
自分自身の「スピード感覚」を上げればいいということです。
スピード感覚をあげれば自然と行動が速くなり、仕事も速くなります。
「スピード感覚を上げる」難しそうに感じるかもしれませんがシンプルですので最後までお読みいただければと思います。
まず、やることが遅い原因を見ていきましょう。
・「やることが速い人」と「遅い人」とでは、何が違うのか考えます。
それは、マイペースが違います。
マイペースとはその人独自の「スピード感覚」。
マイペースが遅いことが原因で、行動スピードも遅くなります。
マイペースは育った環境や今おかれている環境によって一人一人違ってきます。
例えば、すごく繁盛している飲食店の店員は「チャキチャキ」忙しく動くのに対し、
高級旅館の店員は「ゆったり」落ち着いた雰囲気で動きます。
マイペースは、無意識のうちに身に付いた「スピード感覚」のことをいいます。
マイペースのマイナス面
・マイペースより速いとストレスになる
・マイペースより遅くてもストレスになる
ということで、マイペース以外は疲れます...
部活などでランニングしたときに
自分より速い人についていくと非常にしんどいですよね。
逆に、子どもやお年寄りの方等の自分より遅い人と走っても逆に疲れます。
車の運転でもそうですよね。
自分のマイペースが時速60キロだとして、120キロで運転してる車についていこうと思うと怖くて焦ってストレスですよね。
逆に30キロで運転してる車の後ろを走行するとノロノロと遅く感じてストレスを感じますよね。
これは仕事でも同じで、マイペース以上で働きつづけることも、マイペース以下で働き続けることも、疲れてしまいます。
ここからは「マイペースは変えられる!」ということについてお話します。
基本、人はマイペース通りにしか動けません。
では、どのように仕事のスピードを上げられるのか?
それは、マイペース自体を変えてしまえばいいのです。
はたしてそんなことが出来るのでしょうか?
答えは・・・出来るのです。
マイペースを変える方法は意外と簡単です。
.通勤は速足で歩く。
.階段は小走りでかけ駆け上がる。
.買い物はすばやく済ませる。
など
普段から「早歩き」を意識的に行動すれば、それにつられてマイペースも徐々に速くなっていきます。
ちょうど、高速道路から下りた車がスピードを出しすぎてしまうのと同じ現象です。
スピードに身が慣れていきます。
マイペースが速くなれば行動スピードも改善され、
仕事が速くなるだけでなく、やること全てが自然と速くなります。
早歩きするだけなので簡単ですよね。
反対に、あわてんぼうでミスが多い人は、、、
・ゆっくり歩こう
・ゆっくり食べよう
マイペースを遅くすれば、きっとミスも減らせるでしょう。
まとめ
行動が遅いのは「マイペースが遅い」ことが原因。
マイペースを改善するには「早歩き」することが一番の近道です。
おっとりした人が早歩きを心掛けるのは、最初はきついかもしれません。
しかし、人間は慣れの動物。
意識して早歩きをすればマイペースが速くなる。
↓
マイペースが速くなれば、無意識に早歩きが出来るようになる。
↓
それと同時に行動スピードも改善され、すべてにおいて速くなります。
早歩きは、体と心の健康にもいいのでいいこと尽くしです。
行動が遅いと叱られて困っている方は是非試してみてはいかがでしょうか。