ここらくブログ

働くパパの心を楽にするブログ

長い人生で必ず役立つトラウマ克服法!!

長い人生の中において大半の人は1つや2つ

嫌な過去を持っていることと思います。

 

そこで、
嫌な過去を、忘れてしまいたい!

そう思えば思うほど、

記憶がよみがえって辛くなる。

 

いわゆる『トラウマ』に苦しんでいる人も少なくないと思います。

 

そこで今回は、忘れたいときに役立つ

『記憶の心理学』についてお伝えしていきます。


この記事を読んで頂ければ

フラッシュバックして嫌な過去がよみがえったり、

出先や人との会話中に不意に思い出したりしても

動じないで安定した心で過ごすことが出来るようになります。

 

逆に、読まなければ

何度も思い出しては

極度に落ち込んだり

鬱っぽくなったりしてしまうかもしれません。

 

是非、最後まで読み進めて頂き

トラウマを克服する方法を学んでいきましょう。

 


本題に入ります。

 

忘れたい!」は逆効果


「忘れたいのに忘れられない」

「トラウマを消してしまいたい」

 

実は…

忘れよう!と思えば思うほど、忘れられない」というのが心理学の常識です。


そのことをわかりやすく証明したのが

『ウェグナーのシロクマ実験』

この実験でわかったのは、

脳のあまのじゃくな一面です。


『シロクマ実験』は、アメリカのダニエル・ウェグナーという心理学者が1987年に行なったものです。

 

ウェグナーは、大勢の人を集めて

『シロクマのビデオ』を見せました。

 

その人たちを、A・Bの2グループに分け、次のようにお願いをしました。

 

Aグループ…「シロクマのことを覚えておいてください」 

Bグループ…「シロクマのことは絶対に考えないでください

しばらくして質問すると

 

しっかりと内容を記憶していたグループは…

シロクマのことは絶対に考えないでください」とお願いしたBグループだった!

 

シロクマのことを覚えておいてください」 とお願いされたAグループの人たちは、

記憶が薄くなっていたのです。
 

わたしたちのは、

記憶したくても、なかなか覚えられない
忘れようとすると、いつまでも引きずってしまう
という、あまのじゃくな性質があるのです。

忘れたい過去を、どうしたら忘れられるの?

「忘れたい!」と

気張るほど忘れられないのが、

私たちの

 

では、どうすれば忘れられるのでしょうか?

 

 

いちばん効果的なのは…

吐き出すことです。

 

心の中にあるモヤモヤを、

体外吐き出してしまう

 

具体的には、

『人に話す』とか『書き出す』ということです。

    

心のモヤモヤを表現して、

外に吐き出してしまうことが、

ツラい記憶の苦しみから逃れる

一番の近道なのです。


なぜ
、吐き出すといいのか?
心のモヤモヤを人に話したり書き出したりすることで

2つの効果が期待できます。

 

カタルシス効果

飽きる

 

①の「カタルシス効果」とは、

悲しいときに思いっきり泣いてスッキリしたり…

愚痴を話してスッキリしたり…

モヤモヤした感情解放することで、

気持ちが浄化されるというもの。

 

つまり、

イヤな過去を洗いざらい話してしまうことで、

ツラさが解消され気分が楽になっていくわけです。

 

②の「飽きる」というのは、

美味しい食べ物でも…

好きな彼氏でも…

毎日一緒だと

飽きてきて興味が薄くなる

 

そして「どうでもいいや

という気持ちになってしまいます。

 

悲しいことですが、これが私たちの脳の性質。

 

つまり、

ツラい過去の記憶も、

繰り返し人に話したり

書き出したりすることで、

脳が飽きてもう、どうでもいいや

という気持ちにさせてくれるのです。


忘れる』ではなく、『気楽』になろう。
何度も人に話すと、「忘れる」とは逆に、記憶に残ってしまいそうです。

 

が…

 

シロクマ実験でわかったように、

記憶しようとするよりも

忘れようとした時の方が忘れにくい

 

だから、どんどん人に話したほうが、

ツラい記憶を引きずらなくて済むのです。

 

さらに、人に話せば

カタルシス効果』で気分が楽になり、

『飽きる効果』どうでもよくなってくる

 

 とても即効性のある

『トラウマ克服法』です。



『イヤな出来事を忘れたい!』とは考えず

どんどん吐き出してどうでもいいこと

変えてしまいましょう。

 

人に言えないのなら書き出して捨てる
「こんなことは人に話せない」

「ペラペラと人に話したくない」

という場合は、

紙とペンを用意して

書き出して

グチャグチャに丸めて捨てる

 

そうすることで、

人に話すのと同じ効果が期待できます。

 

書き出すことは、面倒だし、馬鹿らしく感じるかもしれませんが…

だからこそ、

脳はすぐに飽きてしまいます

 

もう、どうでもいいや」と

思えるまで、

毎日書き出して捨てる。

これは、カウンセリングの現場でも使われる、

とても効果が高い方法です。


トラウマ克服法
まとめ
心のモヤモヤは、

頭の中で考えていると膨らんでいくばかり。

ところが、

吐き出すことで『どうでもいいこと』に変わっていきます。

 

『イヤな記憶』はできるだけ早く

吐き出してしまって、

『過去の思い出』

変えてしまいましょう。

最後にもう一つ裏技がありましたので

補足します。

嫌な経験を思い出して辛くなる場面に出くわした際に

そのことを考えて落ち込むくらいなら、

別のターゲットに照準を合わせそちらに集中する。

 

別のものに意識を集中させることで

トラウマに気を取られていた時間が減るという方法もありますので参考にしてください。



 

以上、

長い人生で必ず役立つトラウマ克服法!!』でした。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!